月給制の勤務形態と給与の目安は?

工場にはさまざまな勤務形態があります。そして、その中でも月給制で給与をもらえるのは、「正社員」と「期間工」として働く場合となっているのが一般的です。このうち、正社員として工場で働く場合、初年度の月収は20万から30万円ほど、年収で言うと300万から400万円が相場です。なお、実際にもらうのは、ここにボーナスや手当て、さらに、残業代や休日手当てが加わります。そのため、働き方によって大きく年収はアップするとともに、立場が上がれば年収1,000万円レベルまで年収が上がる可能性もある働き方です。一方で、自動車業界を中心に短期で働く期間工についても、給料面は初年度から月収30万円前後と優遇されています。さらに、正社員同様残業代や休日手当ても確実にもらえます。

時給制の勤務形態と給与の目安は?

工場で時給制が採用されている働き方には、「派遣社員」や「アルバイト」が該当します。このうち、派遣社員については仕事内容や派遣先によって支給される給与の条件が大きく異なる点には注意が必要ですが、相場としては時給1,000から2,000円程度の募集が大半です。つまり、目安としては1日8時間実働25日の場合の給与は付き30万円受け取れます。一方で、アルバイトの場合の時給は1,000円から1,500円ほどに設定されていることが多く、派遣社員よりシフトの自由度が高い分、働いたら働いた分だけ稼ぐことができます。ただ、派遣社員やアルバイトには、正社員や期間工のような賞与などの支給がありません。働いた時間そのものから換算される以上のお金をもらうことはできません。